WORKTECH24東京は、ワークプレイス、不動産、テクノロジー、イノベーションの未来に携わる全ての人々のためのカンファレンスです。
スピーカー陣は、世界トップクラスの国際的な思想家・産業界のストラテジスト・先鋭的なビジョナリーの方々であり、現在最も成功している企業・先進的で影響力のある組織より、登壇します。世界のあらゆる企業が、ここ数世代で最大の働き方改革に直面する中、当イベントは仕事とワークプレイスの変革の本質に関心を持つ全ての方にとって不可欠なカンファレンスです。
JLL UK&I Consulting部門責任者, Global Workplace Strategy Capability Lead
WORKTECH Academy Director RCA 研究教授
Leadership advisor、ベストセラー作家 Forbes誌「Future of Work 50」選出
NYU ニューヨーク大学 Clinical Professor, Academic Director, Human Capital Management, Division of the Programs in Business
Spaceful Human Geographer & Workplace Strategyディレクター
Gensler Europe シニア・アソシエイト、建築家、オフィス開発プラクティスエリアリーダー
geniant co-founder, Physical Space 部門Chief Experience Officer Illinois Institute of Technology イリノイ工科大学兼任教授
Gensler Singapore , マネージング・ディレクター、プリンシパル
Smart Spaces CEO
コクヨ株式会社WORKSTYLE RESEARCH LAB, Workplace Researcher and Editor
WORKTECHのスピーカーは、国際的な思想家、業界の戦略家、先鋭的な先見者です。WORKTECHのスピーカーは、今日最も成功を収めている企業や、進歩的で影響力のある幅広い組織の出身者です。
このイベントでの講演については、イザベル・デューハースト=マークスまでお問い合わせください。
インクルーシブなワークプレイス:誰もが活躍できるスペースの創出とは
The Inclusive Workplace: Creating Spaces Where Everyone Can Thrive
JLL UK&I Consulting部門責任者, Global Workplace Strategy Capability Lead
Guzmán de Yarza Blache, PhD (グスマン・デ・ヤルサ・ブラチェ博士)
当プレゼンテーションでは、先進的なワークプレイス環境や不動産の計画・設計におけるインクルーシブ デザインの重要性と、多様性、公平性、インクルージョンへの対応方法について掘り下げていきます。セッションでは、世界で最も先進的な企業がこの分野で取り組んでいる事例を紹介し、JLLが近年手がけた大規模なグローバルプロジェクトから得られた成果や教訓を共有します。
オフィスへの不満
Taking Aim At The Office
WORKTECH Academy ・Royal College of Art (RCA) Research Professor
Jeremy Myerson (ジェレミー・マイヤーソン)
ワーカー同士の連携が取れていない、居心地が悪い、不健康、排他的、刺激がない、目的にそぐわない…企業がワーカーをオフィスに戻そう と悪戦苦闘する中、ワークプレイスに対するよくある批判が急速に再浮上しています。しかし、オフィスに対する最もよく標的になるこのよ う な 不 満 を 詳 し く 検 証 す る と 、 そ の 多 く を 解 決 す る ソ リ ュ ー シ ョ ン が 現 在 開 発 中 で あ る こ と が 明 ら か に な り ま す 。 こ の セ ッ シ ョ ン で は 、WORKTECHアカデミーのグローバルな知識ネットワークを活用し、ワークプレイスがこれらの批判に対してどのように反撃するのか、また、それが未来にどのような意味をもたらすかを探究します。
デジタルコーチング革命:コーチングテクノロジーによる社員育成支援の方法とは
The Digital Coaching Revolution: How to Support Employee Development with Coaching Tech
NYU ニューヨーク大学 Clinical Professor, Academic Director, Human Capital Management, Division of the Programs in Business
Dr. Anna Tavis (アンナ・タビス博士)
著書『The Digital Coaching Revolution: How to Support Employee Development with Coaching Tech』で、博士はデジタルコーチングテクノロジーが社員育成に与える変革的な影響について探求しています。 また、パフォーマンスの向上、成長の促進、キャリアアップの支援にコーチングテクノロジーを活用するための包括的なガイドをご紹介します。
ハイブリッドワークの成功:効果的なハイブリッド型ワークプログラムの構築とは
Hybrid Success at Scale: Building Effective Hybrid Work Programs
Leadership advisor、ベストセラー作家
Forbes誌「Future of Work 50」選出
Brian Elliott (ブライアン・エリオット)
当セッションでは、ワークスタイルの未来を専門とするブライアン氏が、ハイブリッドワークのメリットと課題に関する最新のリサーチ結 果を紹介します。 また、先進企業のケーススタディを通じて、利用率とワーカーのエンゲージメントを高める効果的なハイブリッドプログ ラムの構築方法を説明します。“ファシリティ(施設) ”から“ファシリテーション(円滑化) ”への移行や、ワークプレイス・人材・テク ノロジーのリーダーシップの連携の重要性に重点を置き、コラボレーションスペースのROI(投資収益率)とチームが足並みを揃えるため の戦略について考察します。
ワークプレイスへの愛着 – デジタル時代の「場所」の役割とは
Workplace Topophilia – The Role Of Place In The Digital Age
Spaceful Human Geographer & Workplace Strategyディレクター
Tica Masuku (ティカ・マスク)
「Biophiliaバイオフィリア」という言葉( 「bio:生物・自然・生命」+「Philia:愛着」から成る造語)は何年にもわたって流行語になっていますが、2024年には、新たに「Workplace Topophiliaワークプレイスへの愛着」という言葉が注目を集め始めています。 「バイオフィリ ア」と似た言葉ですが、明確に異なる概念を表しています。場所への愛着です。場所を体験する方法、そして空間とつながる方法は人間に 深く根付いています。しかし、私たちは実際にどれほど場所とのつながりを意識しているのでしょうか?テクノロジーは現在および将来に おいて、私たちの空間認識にどのような影響を与えているのでしょうか?デジタル領域と物理的な領域の間の綱引きは現在進行中で、多く の人が認識している以上に私たちの健康に悪影響を及ぼしています。このインタラクティブなセッションでは、あらゆる感覚を刺激し、デ ジタル時代の場所の真の役割を明らかにします。
築600年のビルとは
The 600-year-old building
Gensler Europe シニア・アソシエイト、建築家、オフィス開発プラクティスエリアリーダー
Luke Askwith (ルーク・アスウィック)
私の最初に手掛けた高層ビルよりも私が長生きする可能性は十分にあります。私たちが建築環境を持続可能なものにしたいのであれば、設 計寿命を全く新しい手法で考える必要があります。このセッションでは、600年の寿命を想定、つまり開発段階から数世代にわたる改築や 改修を想定し設計されたコンセプチュアルな高層ビルを提案し、高層ビルの設計に対する新しいアプローチをご紹介します。
停滞から活況へ
From Languishing to Flourishing
geniant co-founder, Physical Space 部門Chief Experience Officer
Illinois Institute of Technology イリノイ工科大学兼任教授
David Dewane (ディビット・ドウェイン)
当セッションでは、米国で最もエキサイティングな新しいオフィスの一つを取り上げ、ケーススタディとして検証します。蔓延する停滞感 が特徴的なパンデミック以前のモデルから、確固たる活況に支えられた未来にどのように移行するのかに焦点をあてます。その過程で、ハ イブリッドワークのより大きな文脈において、私達を取り巻く物理的環境が行動に与える影響を追跡しようとするとき、その評価基準を開 発するのに重要なカギとなる社会学由来の概念を模索します。
持続可能性とワークプレイスのウェルビーイング
Holistic Sustainability & Workplace Well-being
Gensler Singapore , マネージング・ディレクター、プリンシパル
Angela Spathonis (アンジェラ・スパソニス)
本セッションでは、環境への責任とワーカーの健康の相互関係を探り、活気のあるワークプレイス環境を創り出す際、生物多様性への配 慮・エネルギー効率の高いシステム・持続可能な素材の選択といったサステナブルな設計手法を統合することで、環境負荷を低減しなが ら、同時にワーカーの健康増進を実現する方法を学びます。ゲンスラーが顧客に導入する総合的なデザイン戦略は、サステナビリティとワ ークプレイス環境の健康を結びつけることで、ワークプレイス環境をより健康的で生産性の高い環境へと発展させます。また、このことが 企業がサステナビリティの目標を達成するだけでなく、ワーカーの幸福とパフォーマンスをサポートする手助けにもなっているという点に ついても考察します。
世界で最もスマートなSkyscraperに電力を供給
Powering The World’s Smartest Skyscraper
Smart Spaces CEO
Dan Drogman (ダン・ドロッグマン)
22 Bishopsgateは、世界最先端のスマート高層ビルとして注目されています。 世界屈指のオフィスビル群に並ぶ、印象的な建物です。 当 セッションでは、Smart SpacesのCEOであるダン氏が、ロンドンの開発に世界的な称賛をもたらしたテクノロジーについて説明します。と りわけ、スマートビルディングによく付随する複雑さや雑音を取り除くことにも言及しつつ、現代の開発の中心にあるワーカーのモチベー ションについて深く掘り下げていきます。
ワークテック24東京の見どころ
Highlights of WORKTECH24 Tokyo
金森 裕樹
コクヨ株式会社 WORKSTYLE RESEARCH LAB,
Workplace Researcher and Editor-in-Chief of Global Workplace Review
このセッションでは、コクヨ株式会社ワークスタイル研究所所属の金森氏が、国際的な講演者によるWORKTECH2024東京の講演内容から注目すべき重要なポイントを抽出し、さらにそれらを現在の日本の状況に当てはめながら要点を解説します。